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WEB探偵 昴

2007.07.19.Thu.23:46
 今日は久々にチャリで大学行きました。そして改めて足腰の弱さを実感。今度マジで山手線一周とか敢行してみようかしら。そんくらいの荒療治しないとホント虚弱体質になりそうで…。


 んで帰りがけの寄ったブックオフで何故か「ヒカルの碁」が目に留まりそのまま全巻読了。何をやってるんでしょうか俺は。実家に戻れば全巻持ってるのに…。にしてもヒカルの碁はハマってましたねぇ。調子に乗ってアドバンスのゲームも買いましたよ。しかし囲碁部の大会で塔矢アキラに全く歯が立たずに挫折orz 今もソフトは引き出しの中に眠っています。日本固有の伝統的な嗜みにおいて、俺が実力を発揮できそうなのは百人一首くらいです。




 さて、本日は本の紹介、っても読んだの一ヶ月以上前ですが。









七瀬 晶 / アルファポリス(2007/04)
Amazonランキング:223000位
Amazonおすすめ度:








 タイトルを見て分かる通り、インターネットを舞台としたミステリ小説です。主人公は早川昴(はやかわ すばる)…昴探偵事務所の女社長で元凄腕ハッカーという経歴の持ち主です。それだけ聞くと、何だかイマドキってだけな印象を受けます。しかし題材としては中々興味深いものを取り上げていると思います。


 

 第一話「炎上」では人気ブログの運営者のお話です。あるコトがきっかけで自分のブログが炎上してしまいます。そして自分の勤める会社、本名、自宅住所などが次々と暴かれ、安全だと思っていたネットの世界から現実へと引きずりだされて終いには職を失ってしまいます。そして失意の内に彼は「ウェブの穴」というサイト(もちろん昴が管理)の門を叩きます。


 第二話「スパムの恋人」では。タイトル通り悪徳メール業者に焦点が当てられます。メールの相手は初恋の女性。メール交換を続けるものの、突然一方的に連絡が絶たれます、しかもお金を貸したまま…。彼女は本当に彼女なのか、それとも彼女を装ったスパムメールだったのか?


 第三話「魔女狩り」。とあるITベンチャー企業で起きた個人情報漏洩。そして瀧本修治は犯人として疑われてしまう。彼はかつての仲間であるネット探偵と共に真犯人を探し出そうとするが…。






 ブログの炎上、スパムメール、個人情報管理…昨今ではこれらは決して珍しい現象では無くなっています。例えば「炎上」のようにネットでの言動が実際の生活に影響を及ぼすケース…コレはいくらでも存在します。ブログの炎上然り、何気ない一言が多大な影響を及ぼす例は多いです。例えばよく目に付くのが「ミクシィでの失言」。コレけっこう多いんですよねぇ。


 一つ実例を挙げますと、昨年日テレ動画配信サイト「第2日本テレビ」の専属女子アナ(18)がミクシィの日記で飲酒・泥酔を書き込みました。しかしミクシィに実名登録していたので簡単に身元特定、結果的に無期定職になった。なんてコトがありました。


 こんな感じでミクシィって何故か「犯罪報告」をする輩が後を絶たないんですよね。飲酒だの万引きだのひき逃げだの…バカみたいにミクシィで非行自慢して大騒ぎになったアホ大学生を何人も見てきました。あ、アタック25のカンニング騒動もミクシィ発でしたね。去年のミス慶應でも運営統括の方がカンニング暴露してましたっけ。


 そんなこんなでドコの誰でも見ることのできる状態での「一言」ってとてつもない影響力があったりするもんです。そう言ってる俺だってこんなブログやってるわけですから決して他人事ではありません。この小説ではその辺をよく認識してない方のために、フィクションで加害者・被害者の末路を描写するコトによって「明日は我が身」だと言うコトを警告してくれているとも捉えるコトができます。




 ネットが舞台とあって横文字がコレでもかってぐらい出てきますが、普段パソコンをいじる習慣がある方ならそこまで読みづらくはないと思います。むしろ全く無知な方ならこの小説を手に取らないでしょうしw

 ただ、帯に「ITミステリー」と書かれていますが、そこに興味を惹かれて読むと絶対後悔します。確かに謎を解いて犯人を探し出したり、といった展開はありますが、既存のミステリのようにトリックがあったりだとか様々なヒントから読者が犯人を予想するだとか、そういった要素はほとんどありません。帯の文章は恐らく出版社側のでしょうが少々見当違いなんじゃないかなぁと、僭越ながら口出しさせてもらいます。ただ、別に本作の評価を下げようとかそういった考えは一切ございませんので。




 とにかく3編全てが、アナタに明日降りかかるかもしれない災難がテーマです。残念ながら現実に昴探偵事務所は存在しないので、どうやって解決するかは個々人にお任せしますが、少なくとも情報化社会における注意喚起には充分足り得る小説だと思います。



 着眼点な面白い題材だと思うので、内容をもっと深く練ったものにしたらより楽しめる小説になるんじゃないかと期待しています。ってコトで続編希望(´ω`)






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