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【少し無理して】ミュージカル とびだす「100通りのありがとう」-前編-【歩きだすさ】

2012.03.19.Mon.16:41
3月18日、「とびだす100通りのありがとう!」というミュージカルの公演がありました。

このミュージカルは、昨年の3月11日、
東日本大震災とそれに伴う大津波で被災された方々が、
支援してくれた人たちに感謝…そして恩返しの気持ちを込めて、
伝えたいコト、忘れてはいけないコトを歌と踊りと語りで発信するものです。


出演者はおよそ100人。下は3歳、上は83歳まで。
もちろん、舞台の経験なんて全くありません。
そんな彼らにとって、昨年11月からの練習期間はあまりにも短いものです。
それでも、手探りの状態から、色々な人の支援を受けて本番の日を迎えました。


会社の同僚に誘われて年明けにの練習に参加させてもらったのが、
僕がこの活動を知ったきっかけでした。



主な練習場所となる体育館がある東松島高校は、仙石線の矢本駅そばにあります。
仙石線とは、仙台と石巻を結ぶ路線です。
しかし、震災の影響で未だ一部線路が繋がっていません。
矢本駅へ向かう道中では、JRの代行バスに乗り換える必要があります。
全線復旧には、あと3年ほどかかると言われています。

単純な見た目だけの話をすれば、仙台駅付近は何の影響も
感じさせないほどに多くの店・建物が立ち並んでいます。

しかし、そこから海岸線沿いに近付くと、
仙石線の代行バスなど、震災の残したものは多いと実感させられます。


僕は時間を見つけて、何度か練習の場に立ち合わせて頂きました。

演劇経験の無い僕には、ミュージカル成功に向けての
具体的なお手伝いは何一つできませんでした。
それでも、皆は温かく迎えてくれました。
何故か小学生受けは良かったです。笑


写真



最初は劇中歌の練習も、歌声が頼りなく聞こえることもありました。
まだ仮設住宅に住んでいる人も多く、彼らにとって全てを失ってからの1年に満たない時間は、
頑張る気力を取り戻すにはとても短い期間でした。

それでも、ミュージカルの練習を重ねていくうちに、
歌う顔にも笑顔が見え、踊りにも力強さが出てきました。

恩返しを主題としたこのミュージカルですが、
一つの目標に向かって頑張る力を被災者の方々に取り戻させる…
そんな役割もあるのではないかと感じました。





P1010056.jpg


出演者の中で最年長のタエさん。御歳83歳です!
「この歳でミュージカル…しかも東京の銀座!」と
とても若々しい笑顔で張り切っていました。




そして遂に前日リハーサル。
僕も金曜日に夜行バスで東京に戻り、朝から会場に向かいました。


舞台は銀座ブロッサム。僕がこの場所に来るのはこれで二度目。
初めては学生の頃、広告労組の就活セミナーに参加した時でした。
セミナーで配られた冊子の中に、マスコミ関連企業一覧というページがありました。
その中に、今まさに働いている会社の名前がありました。
「こんな会社もあるんだ…」と思い、翌月の会社説明会に足を運んだことを覚えています。
そんな場所で、今度のミュージカルの手伝いをする、不思議な縁です。


出演者の方々は、朝5時に松島を出発し、
バスで東京に向かっていました。僕ら裏方の役目は、
出演者の方々に全力で演技に集中してもらうこと。

多くのスタッフが、銀座ブロッサムに集まりました。
色んなところでこの活動を知り、力になりたいと思った仲間です。


前日は、会場内のグッズ販売や、場内整理のシミュレーション、
パンフレットの用意など、多岐に渡りました。


120317_1326~01


パンフレットへのビラ差込なんかは、
中学の頃に生徒会でやってた文化祭のしおり作りを思い出しました。

ちなみに銀座ブロッサム、客席は900席ほどあるのですが、
当日2回予定されている公演のチケットは全て完売するほどの人気でした!!
合計2,000人弱がミュージカルを見に足を運ぶことになります。
当初はチケットの行方が気になりましたが、
NHKやその他のメディアにも取り上げられ、多くの方の知るところとなりました。

チケットのキャンセル待ちが200人に上るほどだったそうです。
実は、前日練習最後の全体リハーサル(ゲネプロって言うらしいです)を、
チケットを買えなかった方を中心に招待した公開リハーサルの場としていました。


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子どもの卒業式などで、早朝出発できず、日中に宮城から出発していたバスが
公開リハーサル開始に間に合わず、途中から参加といったドタバタもありました。
この辺も手作りミュージカルらしかったです!


初めて舞台に立ち、初めて東京の人たちに見せるミュージカル。
僕は場内整理のため、一番後ろで立ち見をしていましたが、何度も涙を流していました。

ミュージカルの中では、震災での辛い思いを独白する場面もあり、
勿論その時にも胸が締め付けられる思いでした。
しかしそれ以上に、そんな辛いことを乗り越えて、
毎週土日に集まって練習して、最初は歌声も動きもバラバラだったみんなが
舞台上で笑顔で歌い、踊っている…その姿だけで感動を抑えられませんでした。



書きたいことを書き出したら、とても長くなってしまいました。
この続きは後半に譲ります。


いよいよ本番当日!


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